仕事・お金
今後5年のうち2028年・2029年に財星が巡ります
2026〜2030年の5年中2年で、流年の天干が財星(偏財・正財)に当たります。伝統上は財務や資源に関連づけます。
試してみる:技能を成果につなげる計画を立て、協業の役割と予算を明確にする
大運と流年を合わせて確認する一つの命式を、四つの視点から読み解く
日干や通変星の名前が分かったあと、それらをどうつなげて読むのでしょうか。公開伝記資料の例題を使い、日干、五行、通変星、大運の順に、計算で分かることと解釈に幅が残ることを確かめます。
解読例・基準年2026年
今回の例題:南アフリカ出身で、宇宙開発企業の創業にも関わる実業家の公開伝記資料を用います。出生資料と計算条件を確認しながら、一つの命式を読み進めるための例です。出生情報は1971年6月28日、現地の時計で07:30、南アフリカのプレトリアです。
出生資料の確認範囲:07:30は伝記に記載された時刻で、Astro-Databankでは Rodden B として収録されています。出生証明書を独立に確認したものではありません。時柱、五行の配分、正確な起運時期は、この時刻を前提とします。
四柱(年・月・日・時)は 辛亥 甲午 甲申 戊辰。経度は東経28.1667度、タイムゾーンはAfrica/Johannesburg、補正後の真太陽時は1971-06-28 07:19です。命式表示と編集解説は、どちらも2026年を基準に固定しています。
以下は伝統的な関係を現代の言葉で説明した編集例です。経歴や資産を命式の正しさの証拠にしたり、本人の性格・動機を確認した記述として扱ったりはしません。
計算結果
昭和46年6月28日(西暦1971年6月28日) 07:19 ・ 男性 ・ 十二支:亥
出生地:プレトリア(南アフリカ)
この例題の基準年は2026年です。本文の「現在」や、過去・今後の区分も、この年を基準にしています。
命式の物語
用語の前に、ひとつの読みとして
この命式は傷官格を骨格とし、日干甲(陽木)を基準に読みます。当サイトの重み付けによる日干の判定は「身強」です。現在の大運は己丑です。
勢いのもと
身強は、命式の中で日干を支える力が相対的に強いという判定です。
負荷のかかり方
木は、この命式のバランスをさらに偏らせやすい忌神の方向です。
活かし方
水・火・金・土を用神とし、日干の力を支える・外へ流す・整える働きを読みます。採用した根拠は用神の欄に示します。
この命式の四柱
辛亥 甲午 甲申 戊辰
命式の干支と、それぞれの関係を表示します。
命式が問うこと
今後5年のうち2028年・2029年に財星が巡ります
2026〜2030年の5年中2年で、流年の天干が財星(偏財・正財)に当たります。伝統上は財務や資源に関連づけます。
試してみる:技能を成果につなげる計画を立て、協業の役割と予算を明確にする
大運と流年を合わせて確認する今後5年のうち2029年に桃花・支合の該当があります
2026〜2030年の5年中1年が、桃花の条件に該当します。伝統上は人との関わりを考える手がかりにします。
試してみる:会話の機会をつくり、お互いの期待や境界を言葉にする
流年の欄で各年の流れを確認するご自身で確かめる
これは命式の構造を読むものであり、出来事の予測や個人の価値の順位づけではありません。
四柱
天干・地支・五行・陰陽・通変星を先に表示します。
辛亥 甲午 甲申 戊辰
年柱
秩序の中で役割を担い評価される、規範の星です。
直感と独自の学びの道を進む、研究の星です。
対等な関係で力を発揮する、自立と協力の星です。
納音:釵釧金。
十二運:長生。
自坐:沐浴。
各柱の干支が属する旬に基づく空亡です。寅卯。
神殺
天徳貴人
月徳合
大極貴人
金輿
亡神
月柱
対等な関係で力を発揮する、自立と協力の星です。
既成の枠を組み替える、型破りな発想の星です。
堅実な積み上げで信頼を築く、管理の星です。
納音:沙中金。
十二運:死。
自坐:死。
各柱の干支が属する旬に基づく空亡です。辰巳。
神殺
天乙貴人
大極貴人
紅艶
披頭
空亡
日柱
日干
圧力の中で判断力が研ぎ澄まされる、鍛錬の星です。
直感と独自の学びの道を進む、研究の星です。
想定外の経路から機会を呼び込む、流動の星です。
納音:。
十二運:絶。
自坐:絶。
各柱の干支が属する旬に基づく空亡です。午未。
神殺
天官貴人
詞館
披麻
劫殺
時柱
想定外の経路から機会を呼び込む、流動の星です。
想定外の経路から機会を呼び込む、流動の星です。
競争心を燃料に変える、攻めの星です。
知識と後援に恵まれる、学びの星です。
納音:大林木。
十二運:衰。
自坐:冠帯。
各柱の干支が属する旬に基づく空亡です。戌亥。
神殺
金輿
徳秀貴人
紅鸞
元辰
華蓋
童子煞
各柱の干支が属する旬に基づく空亡です。日柱は日柱の欄を参照してください。
起運年齢 8 · 1978-9-11
癸巳8–17歳
1978–1987
印綬
壬辰18–27歳
1988–1997
偏印
辛卯28–37歳
1998–2007
正官
庚寅38–47歳
2008–2017
偏官
己丑48–57歳
2018–2027
正財
戊子58–67歳
2028–2037
偏財
丁亥68–77歳
2038–2047
傷官
丙戌78–87歳
2048–2057
食神
乙酉88–97歳
2058–2067
劫財
甲申98–107歳
2068–2077
比肩
五行
まず命式全体の傾向を確認し、その根拠となる五行の配分や干支の作用を見ていきます。
正官
せいかん
秩序の中で役割を担い評価される、規範の星です。
出現柱:年柱
比肩
ひけん
対等な関係で力を発揮する、自立と協力の星です。
出現柱:月柱
偏財
へんざい
想定外の経路から機会を呼び込む、流動の星です。
出現柱:時柱
傷官格
上位の格(暫定評価)格を定める条件に合う月令の透干がないため、月支午の本気丁(傷官)を根拠に傷官格と判定します。
用神(活かす五行)
忌神(重ねにくい五行)
表示した柱の重み付けでは、木の日干を「身強」と読みます。月令に基づく調候の候補は水・火・金です。命式全体の条件によって採否を決めます。日干が強めのため、強弱による判定では克・洩・耗の方向で整えます。官殺の金、食傷の火、財の土が対応します。調候候補と合わせた順序を下記に示します。用神に残る調候候補:水・火・金。最終的な用神の順序は水・火・金・土、忌神は木です。
見えている柱の天干・地支・蔵干を同じ重み付け規則で集計した参考値です。
日干の強弱
身強
日干を支える力が強く、自立して取り組む性質が読み取れます。
仕事を抱え込みすぎず、技術や創作などの出力に力を向けましょう。
日干の強弱は命式の構造に基づく判定です。五行の配分は、別に集計した重みを示します。
木・火・土・金・水の配分を表示します。この集計は、日干の強弱の判定とは別のものです。
難局で道が開けやすい、天の徳の星です。
月徳合
大極貴人
暮らし向きの安定を運ぶ、車の星です。
亡神
困難なときほど手助けが届く、貴人の星です。
恋愛や異性との縁、対人面での魅力を象徴する星です。
披頭
空亡
天官貴人
詞館
披麻
劫殺
徳秀貴人
紅鸞
元辰
他人が見落とすものに気づく、孤高の星です。
童子煞
10年ごとの流れ
起運年齢は約8歳です。基準年に当たる期間には「2026年」と表示します。
大運の進み方:逆行
己丑
土
48〜57歳 ・ 2018〜2027年
現在は己丑の大運(およそ48〜57歳)にいます。この十年は土の気が主導し、安定と蓄積が前面に出る期間です。先頭の通変星は正財です。堅実な積み上げで信頼を築く、管理の星です。
大運
各大運は約十年続き、生活の重心が移り変わります。最初の大運は約8歳(1978-9-11)からです。
印綬
1978–1987
偏印
1988–1997
正財
2018–2027
偏財
2028–2037
傷官
2038–2047
食神
2048–2057
劫財
2058–2067
比肩
2068–2077
癸巳
8〜17歳
8〜17歳(癸巳、およそ1978〜1987年)の十年は、印綬が主導する流れでした。知識と後援に恵まれる、学びの星です。
壬辰
18〜27歳
18〜27歳(壬辰、およそ1988〜1997年)の十年は、偏印が主導する流れでした。直感と独自の学びの道を進む、研究の星です。
辛卯
28〜37歳
28〜37歳(辛卯、およそ1998〜2007年)の十年は、正官が主導する流れでした。秩序の中で役割を担い評価される、規範の星です。
庚寅
38〜47歳
38〜47歳(庚寅、およそ2008〜2017年)の十年は、偏官が主導する流れでした。圧力の中で判断力が研ぎ澄まされる、鍛錬の星です。
2026
丙午
食神
平穏2026年(丙午)は食神が主導する年です。用神・忌神と干支の関係を合わせた判定で、「平穏」に分類される年です。
2027
丁未
傷官
平穏2027年(丁未)は傷官が主導する年です。用神・忌神と干支の関係を合わせた判定で、「平穏」に分類される年です。
2028
戊申
偏財
追い風2028年(戊申)は偏財が主導する年です。用神・忌神と干支の関係を合わせた判定で、「追い風」に分類される年です。
2029
己酉
正財
追い風2029年(己酉)は正財が主導する年です。用神・忌神と干支の関係を合わせた判定で、「追い風」に分類される年です。
2030
庚戌
偏官
平穏2030年(庚戌)は偏官が主導する年です。用神・忌神と干支の関係を合わせた判定で、「平穏」に分類される年です。
日柱は甲申で、日干は甲、五行は木、陰陽は陽です。甲を大きな樹木になぞらえ、成長や新しい働きかけを考える比喩にすることがあります。ただし、これは人物の性格を確定する検査結果ではありません。
月干にも甲があり、木を支える関係が見えます。年支の亥や蔵干の水は木を生じる側、午月の火は木から生じる側です。辛や申の金は木を剋し、土は木が剋する財の関係になります。一つの柱や配分だけで身強・身弱を決めず、月令、根、干支の相互関係を合わせて読みます。
当サイトは、プレトリアにも共通の節気による月柱の規則を適用しています。ここで午月と呼ぶことは、南半球の六月を現地の夏とみなす説明ではありません。
自分の命式では:まず日干の五行と陰陽を確認し、何がそれを支え、何がそこから生じ、何が剋するかを書き分けます。日干の見方を詳しく読む →
この例題の重み付き集計では、木が約26%、土が約26%、金が約21%、水が約16%、火が約11%です。上の命式図と同じ天干・地支・蔵干の重み付けを使っており、五行はすべて含まれます。
木は土を剋し、甲の日干から見ると土が財に当たります。金は木を剋し、水は木を生じます。この関係を、広げようとする働き、扱う資源、外部の制約という観点で読むことはできます。しかし、財星の割合は資産額を示しません。火の集計値が小さくても、月令である午の働きが消えるわけではありません。
自分の命式では:多い五行や少ない五行を確認したあと、相生・相剋のつながりをたどります。「少ないから足す」という判断だけでは、全体の関係を読み落とします。五行の関係を詳しく読む →
甲を基準にすると、年干の辛は正官、月干の甲は比肩、時干の戊は偏財です。正官は甲の木を剋する陰の金、比肩は同じ五行・陰陽の木、偏財は甲が剋する陽の土という関係から分類します。
年柱:辛・正官
規範、役割、外からの要求という伝統的な象意を確認します。実際の立場や行動を証明するものではありません。
月柱:甲・比肩
自立と対等な関係という象意を、ほかの柱とつなげて読みます。比肩だけで協調性の有無を決めません。
時柱:戊・偏財
流動する資源や機会という象意を読みます。この柱は伝記の07:30を前提とし、財産や成功の保証には結びつけません。
自分の命式では:通変星の名前を覚えるだけでなく、どの天干がどの日干に対してその関係になるかを確かめます。通変星の見方を詳しく読む →
元の命式は変わらず、その上に約十年ごとの大運を重ねます。各大運の干支を日干との関係で読むことで、命式の構造と時間の変化を分けて考えられます。
伝記の出生時刻を用いた場合、基準年2026年の大運は己丑(2018–2027年、およそ48〜57歳)です。天干の己は甲の日干から見て正財に当たります。資源や継続的な管理という観点を置けますが、収入や事業成果を予測する記述ではありません。
大運の名前から出来事の年月を決めるのではなく、日干との関係がどう変わるかを確かめます。出生時刻が分からない場合は、時柱や精密な起運、現在・過去の大運などの表示に制限があります。
自分の命式では:現在の大運の五行・通変星を確認し、実際の環境や経験と照らし合わせます。当てはまらない説明も残してください。大運と起運年齢を詳しく読む →
項目別の読み方
解読例で全体の流れをつかんだら、各項目の仕組みを確認しましょう。用語を調べたい場合は用語集も利用できます。
別の架空の命式を用いた、日本語鑑定の編集見本も公開しています。この解読例とは出生情報が異なります。