1. 命式の前に、出生情報を確認する
日付は新暦(グレゴリオ暦)か旧暦か、時刻は現地で記録されたものか、出生地は正しい都市かを確認します。サマータイムがあった時代や地域では、現在の時差を当てはめるだけでは不十分です。
以下は実在の利用者の情報ではなく、計算例として使用している北京・男性・1990年6月15日12:00の条件です。当時のサマータイムと真太陽時の補正後は10:45となり、時柱は癸巳です。別の計算基準と比べる場合は、この補正条件もそろえます。
| 年柱 | 月柱 | 日柱 | 時柱 |
|---|---|---|---|
| 庚午 | 壬午 | 辛亥 | 癸巳 |
2. 日干を見つける
この例の日柱は辛亥なので、日干は辛です。辛は陰の金に属します。ここで分かるのは、命式の関係を金・陰の基準から分類するということです。これだけで本人の性格や能力が確定するわけではありません。
年干の庚も金ですが、庚は陽、辛は陰です。同じ五行でも陰陽が異なるため、辛から見た庚は劫財になります。「金が二つある」という数え方だけでは、この違いは見えません。
3. 月柱から季節の背景を見る
月支は午です。五行の働きを考えるときは、月の季節を先に確かめます。表に木が何個、火が何個と数える作業と、季節を踏まえて強さや必要な働きを検討する作業は別です。
この例では午が年支と月支に現れますが、火の文字だけを理由に用神を決めることはできません。地支の蔵干、日干を支える要素、合や冲なども合わせて確認します。
4. 五行の配分と蔵干を確認する
天干の五行だけでなく、地支の中にある天干を表す蔵干も見ます。表示される五行バランスは、採用した重み付けに基づく集計です。割合は測定された人体の成分でも、人生の良し悪しの点数でもありません。
少ない五行を見つけても、その色や方角を生活に足せば問題が解決するとは言えません。まず、どこを数え、どの重みを使った結果なのかを確かめましょう。
5. 通変星を、日干との関係で読む
辛を基準にすると、月干の壬は傷官、時干の癸は食神です。どちらも金から生じる水ですが、辛との陰陽の関係が異なるため分類が分かれます。名称の印象だけで吉凶を判断せず、まず五行と陰陽の対応を確認します。
| 天干 | 日干との関係 | 通変星 |
|---|---|---|
| 庚(陽の金) | 同じ五行・異なる陰陽 | 劫財 |
| 壬(陽の水) | 日干から生じる・異なる陰陽 | 傷官 |
| 癸(陰の水) | 日干から生じる・同じ陰陽 | 食神 |
6. 大運と流年を別の層として重ねる
出生時の命式は土台として保ち、その上に約10年ごとの大運、各年の流年を重ねます。大運の開始年齢は人によって異なるため、0歳から10歳刻みで始まると決めつけないでください。
ある年に財の分類が現れても、それは収入の増加を約束しません。どの干支をどの基準で分類したのかを確認してから、参考情報として解釈します。
7. 分からないことを残したまま読む
出生時刻が不明な場合、当サイトは時柱と精確な起運、大運・流年の時期表示を省きます。年柱・月柱・日柱から確認を始められますが、日付の変わり目や節入りに近い出生では、日柱や年・月柱にも再確認が必要です。
計算できた文字、採用した流派の基準、まだ確かでない情報を別々にメモすると、後から出生記録が見つかったときに読み直しやすくなります。
よくある質問
資料と確認範囲
- 当サイトの方法と編集方針
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