四柱推命の基礎と読み方

出生時刻を真太陽時で補正する理由

時計の時刻は地域で共有する標準時ですが、太陽の見かけの動きは場所や日付によって変わります。当サイトは出生地と当時の時差を使って真太陽時を求めます。何を補正しているのかを分けて確認すると、命式の違いを追いやすくなります。

最終確認:2026年10月17日

現地の記録時刻から出発する

出生証明などに書かれた現地の時刻を入力し、出生地を選びます。あらかじめ自分でUTCや北京時間に直すと、二重に変換してしまう場合があります。入力画面が求める形式に合わせてください。

当時の標準時とサマータイムは、現在の時差とは一致しないことがあります。地名だけでなく、選択した都市とタイムゾーンを確認することが、補正の出発点です。

経度差と均時差は別の補正

経度差による補正は、標準時の基準となる経線と出生地の経度の差に対応します。地球が約24時間で360度回る関係から、経度1度の差は約4分です。基準より西側なら、この部分の補正は遅い時刻の方向になります。

均時差は、平均的な太陽の動きを基準にした時刻と、見かけの太陽の動きとの差です。日付によって変わり、経度差とは別に加えます。当サイトの計算は近似式を用いるため、天文暦の厳密値と完全な一致を保証するものではありません。

補正の役割を分ける
項目何を確認するか
標準時・サマータイムその場所、その日付で記録された時刻の意味
経度差出生地と標準時の基準経線との差
均時差日付によって変わる見かけの太陽時との差
補正後の時刻時柱や日付の境界を越えたか

約15分の補正で時柱が変わる例

説明用のロンドン・1990年2月12日01:10、経度−0.1276度、Europe/Londonの条件を使います。この日はUTCとの差とサマータイムの補正がともに0です。時計の時刻だけなら丑の時間帯ですが、経度差−0.51分、均時差−14.22分、合計−14.73分を加えると、表示時刻は00:55になります。

この同一入力の比較では、年柱・月柱・日柱は庚午・戊寅・戊申のまま、時柱だけが癸丑から壬子に変わります。他社の実測比較ではなく、補正の有無を分けた当サイトの検証例です。

ロンドンの時柱境界をまたぐ検証例
条件時計の時刻のみ真太陽時補正あり
表示時刻01:1000:55
時柱癸丑壬子
年・月・日柱庚午・戊寅・戊申庚午・戊寅・戊申

日付や節入りの近くは、柱ごとに確認する

補正が日付の変わり目を越える場合は日柱も確認が必要です。当サイトは補正後の時刻の00:00を日柱の切り替えに使います。子の時間帯の始まりである23:00を基準とする方法とは、境界の扱いが異なります。

年柱は立春、月柱は節入りの境界も関係します。時刻が数分変わっても常にすべての柱が変わるわけではありません。最初にどの柱が変わったかを見つけ、その柱に関係する基準を確認します。

補正できない不確かさもある

出生時刻そのものが不明なら、真太陽時を計算して精密な時柱を作ることはできません。当サイトは時柱と精確な起運、大運・流年の時期表示を省きます。記憶がおおよその時刻の場合も、その幅を記録に残します。

古いタイムゾーン資料、特に1970年より前の情報には不確かさが残ることがあります。真太陽時は採用した計算基準の一つであり、すべての流派の合意や解釈の正しさを保証するものではありません。

よくある質問

資料と確認範囲

  • 計算条件と検証例

    同じ入力条件から結果を確認するための例。解釈や将来予測の的中を証明するものではありません。

  • IANA Time Zone Database

    地域ごとの標準時と過去の時差の資料。古い記録の完全性を保証するものではありません。